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【レビュー】Apple Watch 6でできること5選【さらに進化した健康管理デバイス】

はじめに

Apple Watch Series 6(GPSモデル) 44mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンド

先日Apple Watchをシリーズ3からシリーズ6に買い替えました。

その一番の理由は、2021年1月27日リリースされた心電図アプリに対応しているApple Watchがシリーズ4以降だからです。

機能面でも大幅に改善されており、スマートウォッチとしての成熟さを再実感し、健康管理デバイスとしての進化を体験しました。

  • Apple Watchって何ができるの?
  • シリーズ3を使用しているけど、何か変わったの?
  • シリーズ6とSEって何が違うの?

今回の記事はこのような悩みを解決します。

開封

エンボスだけで表示されたWATCHがかっこいい
箱の開け方は初見には難しいかも…
中には本体とバンドが別々に入っている
近くにiPhoneがあればセッティングは簡単

シリーズ3からの進化

  • 心電図アプリが使用可能
  • 血中酸素ウェルネスが使用可能
  • 画面が30%大きくなった
  • 常時表示ディスプレイに対応
  • 動きがサクサクになった
  • 充電時間が短くなった
  • 文字盤の種類が増えた
  • 選択できるバリエーションが増えた

機能面では心電図アプリと血中酸素ウェルネスアプリに対応しているところが大きいです。

特に心電図アプリでは、脳梗塞の原因になり得る危険な不整脈である心房細動を検出することが可能になりました。

また画面が大きくなったことで表示される情報も増えました。

新しく洗練された文字盤にも対応しています。

さらに内蔵されているチップも優秀で、最大でシリーズ3の2.4倍高速です。これは体感できるレベルでサクサクになっています。

ちょっとした動作のもたつきがフラストレーションに繋がっていたことを実感します。

そして、1時間30分でフル充電が可能と充電機能も進歩しています。

日常使いとしてはお風呂に入っている間だけ充電していればほぼ大丈夫そうです。

選択できるバリエーションも増えており、本体の材質(アルミニウム、ステンレススチール、チタニウム)が選べたり、新色のブルーを含めたカラー展開やバンドの選択肢も豊富になっています。

Apple Watchでできること5選

お風呂以外は常に装着しているApple Watchを使って行っていることを紹介します。

①体調を管理

歩数やワークアウト、立っている時間など日常の活動量を知ることができます。

座りっぱなしで作業をしている時には、立ち上がって軽く運動することをリマインドしてくれたりもします。

そして心拍数や血中酸素ウェルネスといったバイタルを知ることができるので、体調の変化により早く気づくことができます

なんとなくだるいとか、今日はあまり動いていないなー、という感覚を数値で知ることができます。

寝る時にも装着することで、睡眠中の動きやいびき、心拍数の変化、血中酸素濃度というバイタル変化をモニタリングしてくれるので、睡眠の質をより精度高く知ることができます。

私の場合、お酒を飲むとあきらかに睡眠の質が落ちることが判明して、翌日のだるさの原因を知ることができました。

AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡しますAutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します開発元:Tantsissa¥490posted withアプリーチ

②通知を管理

Apple Watchでは手首をトントンとしてくれることで通知を知らせてくれます

通知が来た際に、iPhoneでは取り出して画面を見る必要がありますが、Apple Watchではちらっと見ただけで内容を判断することができます。

大切な通知を見逃さずに確認することができます。

また、簡単な返信であればApple Watchだけでも可能です。

そしてこの通知の最大のメリットは目覚まし機能だと思います。

普通の目覚ましは大きな音が鳴るため、一緒に寝ている家族も同時に起こしてしまいますよね。Apple Watchを装着して寝れば、設定した時間にバイブで教えてくれるので自分だけ目覚めることが可能となります。

これが非常に効果的かつ便利で、朝活での起床に有効活用できます。

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③支払いを管理

Apple Payにも対応しているので、Apple Watchだけで支払いが可能です。

PayPayなどの電子マネーアプリにも対応しています。

もはやiPhoneすら取り出さなくてOKです。手間的にも衛生的にもGoodですね。

④病気を早期発見

心拍数に大きな変動があった際には通知で教えてくれます

インフルエンザで苦しんでいるときに、活動量に比較して心拍数が高いけど大丈夫ですか?とApple Watchに尋ねられたこともあります。

また、2021年1月27日に日本でも心電図アプリが使用可能となり、心房細動という脳梗塞の原因となる危険な不整脈を検知することが可能となりました。心房細動は自覚症状が出ないことも多く、健康診断などで検出されない隠れ心房細動が原因不明の脳梗塞の大部分を閉めている可能性も指摘されています

検出された不整脈はPDFデータとして記録されるので、万が一で受診する際も役に立ちそうです。

他にも、激しく転倒した際に緊急連絡することも可能です。

体調管理だけではなく、病気の早期発見にも役立つデバイスになったと思います。

⑤ウェアラブルデバイスとして

例えば子供と買い物中にカートを押しながら買い物リストを見たい時、わざわざiPhoneを取り出すのって面倒ですよね。

そんな時はリマインダーに買い物リストを登録しておけば、Apple Watchの画面でリマインダーをチェックすることができます。

しかも夫婦ともにiPhoneならリマインダーを共有することができるので更に便利になりますよ!

タイマーをかけることも、電話に出ることも、ちょっとした計算をすることもできます

iPhoneで流している音楽や動画を操作することもできます。

バタバタの中で出かける時に、iPhoneが無い!どこに行った!?という経験は皆さんしたことがあると思います。そんな時にも、iPhone本体から音を鳴らすことができるのでとても見つけやすくなります

常に身につけているデバイスならではの便利機能がたくさん使えます。

シリーズ6とSEとの比較

Apple Watch SEと比較してシリーズ6が勝っているポイントを挙げます。

  • 血中酸素ウェルネスアプリに対応
  • 心電図アプリに対応
  • 常時表示ディスプレイ
  • チップ性能が20%アップ
  • 充電時間が短い

一歩進んだ体調管理を行うのであればシリーズ6一択でしょう。

ただし、コスト面ではSEが29,800円(税別)から、シリーズ6が42,800円(税別)からとなっており、血中酸素ウェルネスや心電図アプリ、常時表示ディスプレイなどにさほどメリットを感じていなければSEという選択肢もアリだと思います。

まとめ

もともとApple Watchユーザーであった場合、シリーズ6はそこまで劇的な進化を感じることは無いかもしれません。

それは、Apple Watch自体がもともと非常に成熟したデバイスであるからです。

それでも機能面では心電図、血中酸素の測定が可能となっており、健康管理において更なる進化を遂げています。

チップの改善による動きの軽快さも、四六時中身につけるデバイスとしては非常に大切だと感じました。

そしてスマートウオッチを使用したことがない方には、このApple Watchというデバイスをぜひ経験していただきたい。

ガラケー→スマホの時のような、腕時計の概念自体がガラッと変わり、ライフスタイルが一歩進化すると思いますよ。

以上です。

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