共働き

【共働きの割合は3分の2】パパ目線で見る厚生労働白書

はじめに

私は共働きの両親の元で育ち、そして現在も共働き世帯で生活しています。

今回は、今の日本における共働きの現状を、パパ目線で解説していきたいと思います。

出典は厚生労働白書で、インターネットで見れます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/

労働力人口・就業者数の推移

1985年から2019年までのデータを比較しています。労働力である15歳〜64歳の人口は年々低下傾向ですが、労働力人口、就業者数は横ばい〜少し増加傾向にあります。

これは女性の社会進出と高齢者の再雇用等が増加したことに起因していると思われます。

女性の年齢階級別就業率の変化

1989年から2019年までのデータを比較しています。昔は「寿退職」という言葉があったように、結婚や出産で退職する女性が多かったようですが、今の時代は「産休・育休」がメインのようですね。

結婚や出産、子育てというエピソードがあっても、お仕事を続ける女性が多いようです

女性の予定ライフコース/男性がパートナーに望むライフコース

1987年から2015年のデータを比較しています。結婚・出産・子育てを機に専業主婦を希望する女性・男性の割合は年々減少しています。

女性は、仕事に再就職または家庭と両立する割合が約60%のまま変わっていませんが、男性がパートナーに求める割合は約50%→70%に増えています。男性はパートナーに働いて欲しくなっていますね。

一方で、DINKs(共働きで子供を持たない)や非婚就業(結婚せずに仕事を続ける)の割合は、女性で約8.5%→25%、男性で約1.5%→9%と増えています。もう少し子育てしやすい環境の拡充が求められる結果だと思います。

男性雇用者世帯のうち共働き世帯と専業主婦世帯の推移

1989年から2019年までのデータを比較しています。夫が働いている世帯における共働きの割合は、42.3%→66.2%と年々上昇しています。

まさに、3世帯に2世帯は共働き世帯となります。そしてこの割合はこの先も増加していきそうですね。

まとめ

共働きについて、パパ目線でデータとともにまとめてみました。振り返ると、男性がパートナーに対して再就職や仕事と家庭の両立を求める割合が増えてきていると思います。そして、子供を持たない、あるいは結婚さえしない世帯の割合も増えてきているようです。

子育てしやすい環境の拡充も大切だと思いますし、家庭の中でのパパの役割もどんどん増えていると思います。

パパの皆さん、仕事と家庭の両立を頑張りましょう!

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